本当の高気密+気密性の見える化
気密性とは建物の隙間の事です。
隙間を数値ではC値で表します。
C値の値が少なければ、隙間が少ないと言われています。
一般的にはC値が1.0cm2/m2以下ですと、高性能と言われていますが、一棟一棟実測しないと数値がでません。
サンウッド新潟では全棟気密測定を行い、お引き渡しの際にお客様に報告書をお渡ししています。
当社の標準仕様で建てられた2020年お引き渡しをさせていただいたお客様の測定値は0.3~0.6の間で、平均実測値は0.4cm2/m2でした。
平均実測値0.4cm2/m2とは建物32坪の住宅に換算すると、隙間がスマートフォン0.4台分しか空いていない事になります。
なぜサンウッドは気密にこだわるのか、それはいくつか理由があります。
- 隙間が少ないと、断熱材の効果が高まります。いくら高断熱にしても隙間が多ければ、そこから外気が侵入して部屋の温度が変わります。
- 隙間が少ないと、省エネになる。エアコンをガンガン回さなくていいので、電気代を少なくできます。
- 隙間が少ないと、暖房や冷房を消した後も快適な温度が保てるので、寝起きがさわやか。
- 隙間が少ないと、結露がしづらい。壁や床に隙間があると、湿気が隙間から壁の中や床下に流れ込み、壁の中などに結露をして断熱材や柱が腐敗してしまいます。
- 隙間が少ないと、換気効率が良くなる。今の住宅は24時間換気が義務化になっていますが、家の中でも隙間が多い部屋と隙間が少ない部屋にバラツキがあると、効率的に換気できなくなります。効率的に換気ができないと、室内の汚染物質や匂いなどを室外に排出できなくなります。
- 隙間が少ないと、床が寒くなりづらい。隙間が多い家で暖房をすると、暖かい空気は上にいく性質なので、屋根や外壁の隙間から外へと出ていき、その分だけ床下の隙間から冷たい空気が侵入します。
- 隙間が少ないと、外から侵入しづらくなります。虫やpm2.5などが家の中に侵入しづらくなります。